父の日にお酒を贈りたいけど「何を選べばいいかわからない」と悩んでいる方におすすめしたいのが、お父さんの「飲み方」に合わせてお酒を選ぶ方法です。
ハイボール派、ロック派、水割り派、カクテル派。普段どんなふうにお酒を楽しんでいるかがわかれば、最適なお酒を絞り込めます。
この記事では、元バーテンダーの経験をもとに、飲み方別のおすすめウイスキーとジンを紹介します。実はジンもギフトにおすすすめのお酒なので、ウイスキー以外の選択肢を探している方もぜひ参考にしてみてください。

- 都内オーセンティックバーの元バーテンダー
- ウイスキーエキスパート所持
300種類以上のお酒を飲んできた実体験を基に「本当に美味しい!」と感じたお酒を紹介しています。
【早見表】飲み方×予算で選ぶ父の日のお酒
予算を気にせず選ぶなら、まず左の「飲み方」の列からお父さんに合うものを探してみてください。各銘柄の詳しい紹介は、このあとのセクションで解説しています。
| 飲み方 | ~6,000円 | 6,000円〜 |
|---|---|---|
| ハイボール派 | モンキーショルダー ウッドフォードリザーブ | シングルグレーン富士 |
| ロック派 | ボウモア12年 | エンジェルズエンヴィ ザ・マッカラン12年 |
| 水割り派 | シーバスリーガル ミズナラ12年 | 碧Ao バランタイン17年 |
| カクテル派(ジン) | ザ・ボタニスト ヘンドリックス No.3ジン | — |
| 飲み方 | ~6,000円 | 6,000円〜 |
|---|---|---|
| ハイボール派 | モンキーショルダー ウッドフォードリザーブ | シングルグレーン富士 |
| ロック派 | ボウモア12年 | エンジェルズエンヴィ ザ・マッカラン12年 |
| 水割り派 | シーバスリーガル ミズナラ12年 | 碧Ao バランタイン17年 |
| カクテル派 (ジン) | ザ・ボタニスト ヘンドリックス No.3ジン | — |
ハイボール派のお父さんに贈りたいウイスキー

ハイボールは食事と合わせやすく、家飲みでも外飲みでも定番の飲み方です。毎晩の晩酌で飲むお父さんも多いのではないでしょうか。
ハイボール向きのウイスキーを選ぶポイントは、炭酸で割っても味がぼやけない銘柄を選ぶことです。また、食事と合わせやすく飲みやすいのは、フルーティーでほのかな甘みの合うウイスキーです。ここでは、ハイボールで飲みやすい3本の銘柄を選びました。
ウッドフォードリザーブ(~4,500円)

ケンタッキー州の歴史ある蒸留所でつくられるプレミアムバーボンで、バーボンとしては珍しい銅製ポットスチルでの3回蒸留を製法に取り入れているのが特徴です。
柑橘やバニラの香り、なめらかな口当たり。ハイボールにすると、この香りが炭酸に乗ってふわっと広がります。バーボンの力強さを残しつつクリアで飲みやすく、食中酒にもぴったり。
アメリカ競馬の祭典・ケンタッキーダービーの公式バーボンでもあり、ハイボール好きのお父さんへの贈り物に最適です。
▼ウッドフォードリザーブの詳しいレビューはこちら

▼ハイボール向きのバーボンを探している方はこちら

モンキーショルダー(~4,500円)

スコットランド・スペイサイドの蒸留所のモルト原酒だけをブレンドした、100%モルトウイスキーです。「ミキシングのためのモルトウイスキー」をコンセプトに開発されており、ハイボールやカクテルにぴったりのウイスキーです。
バニラやハチミツのまろやかな甘みが特徴で、ハイボールにしてもしっかり個性が残ります。バーテンダーからの評価も高く、世界的な賞を複数受賞している実力派です。ボトルの3匹の猿がキュートでギフトとしても見栄えがします。
▼モンキーショルダーの詳しいレビューはこちら

シングルグレーンウイスキー 富士(~7,000円)

キリンの富士御殿場蒸留所でつくられる、グレーン原酒だけを使用したジャパニーズウイスキーです。同蒸留所は香味タイプの異なる3種類のグレーン原酒をつくり分けており、それらをブレンドすることで複雑かつバランスの良い味わいを実現しています。
洋梨やオレンジピールを思わせるフルーティーな香りが特徴で、ハイボールにすると果実香が一層引き立ちます。クリーンで雑味がなく、毎日の晩酌にも特別な日にも合う懐の深い1本です。
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で金賞を複数回受賞しており、世界的にも評価の高い銘柄です。ボトルは「富士」の文字をあしらったシンプルなデザインで、贈答にふさわしい品の良さがあります。
▼富士山をかたどった田島硝子の「富士山グラス」とセットで贈るのもおすすめですよ。
ロック・ストレート派のお父さんに贈りたいウイスキー

ロックやストレートでウイスキーを楽しむお父さんは、味にこだわりがある方が多いのではないでしょうか。だからこそ、父の日には日常的に飲まないようなちょっと贅沢な1本を贈りたいところです。
長期熟成のシングルモルトやプレミアムラインのウイスキーがおすすめです。
▼おしゃれなウイスキーギフトをもっと知りたい方はこちら

ボウモア12年(~5,500円)

ボウモアは1779年創業のアイラ島最古の蒸留所でつくられるシングルモルトで、「アイラモルトの女王」とも呼ばれています。アイラモルトといえばスモーキーで個性の強いイメージがありますが、ボウモアはその中でもバランス型。穏やかなピート香とフルーティーな甘みがあり、スモーキーウイスキーの入門にも向いています。
ロックにすると、スモーキーさが穏やかになり、柑橘やハチミツの甘さが前に出てきます。燻製やチーズとの相性も良く、おつまみと一緒に楽しめるのもポイントです。
スモーキーなウイスキーが好きなお父さんには鉄板の選択肢。ギフトボックス入りが標準で流通しており、そのまま贈りものに使えます。
▼ピート香のあるウイスキーをもっと知りたい方はこちら

エンジェルズエンヴィ(~9,000円)

エンジェルズエンヴィは、ケンタッキー州ルイビルでつくられるプレミアムバーボンで、樽熟成後にポートワイン樽で後熟を行っていることが最大の特徴です。この2段階の熟成はバーボンとしては珍しく、奥行きのある味わいを生み出しています。
ロックにすると、ポートワイン樽由来のジューシーな甘みが際立ち、フルーティーで濃厚な味わいが楽しめます。「天使がねたむほどの出来」という銘柄名の由来どおり、贅沢な1杯が堪能できるでしょう。
ボトルデザインも洗練されていて、ギフトに最適です。甘口のウイスキーが好きなお父さんに特におすすめのバーボンです。
▼エンジェルズエンヴィの詳しいレビューはこちら

ザ・マッカラン シェリーオーク12年(~12,000円)

「シングルモルトのロールスロイス」と称されるマッカランは、世界的にも知名度の高いシングルモルトのひとつです。12年はマッカランのスタンダードで、主にシェリー樽で熟成された原酒が使用されています。
グラスに注ぐと、ドライフルーツやレーズンを思わせる濃厚な甘い香りがふわりとただよいます。口に含むとシェリー樽由来のリッチな甘みが広がり、ジンジャーのようなほのかなスパイスがアクセントになっています。余韻は長く、オレンジピールのようなほろ苦さが残ります。ロックにすれば、温度変化とともに香りが開く過程をじっくり楽しめます。
価格は12,000円前後で今回紹介する中では高めですが、シェリー樽熟成ならではの芳醇な味わいは価格に見合うだけの満足感があります。「父の日に少し奮発したい」という方におすすめです。
水割り派のお父さんに贈りたいウイスキー

水割りは、特に日本で好まれる穏やかな飲み方です。水で割ればアルコールの刺激がやわらぎ、ウイスキーの香りがふんわりと開きます。
水割り向きの銘柄を選ぶポイントは、加水してもバランスが崩れない銘柄を選ぶこと。失敗を避けたいならクセが強すぎないもの、調和のとれたブレンデッドウイスキーなどを選びましょう。
シーバスリーガル ミズナラ12年(~4,500円)

シーバスリーガル ミズナラは、スコッチの名門シーバスリーガルの原酒を日本のミズナラ樽で後熟させたブレンデッドウイスキーです。日本市場に向けて開発された銘柄で、和食との相性にも配慮した味わいが特徴です。
ミズナラ樽由来のほのかなスパイス感と、オレンジやハチミツのようなやわらかい甘みがあり、口当たりはなめらか。水割りにすると甘みと木の香りが穏やかに広がり、上品な味わいにが楽しめます。「ミズナラ」という日本の木を使ったストーリーも、ユニークでギフト向きです。
碧Ao(~6,500円)

サントリーの碧Aoは、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズという世界5大ウイスキーの原酒を、自社の蒸留所から選定してブレンドしたワールドウイスキーです。5つの産地の個性が重なり合った、複雑で厚みのある味わいが楽しめます。
カカオ香が強く、ややビターな味わい。ストレートで飲むとバーボン風の味わいですが、水割りにするとスコッチ風の甘みが強まります。飲み方によって表情が変わるユニークなウイスキーです。五角形のボトルは5つの産地を表現したデザインで、見た目も洗練されています。
バランタイン17年(~7,500円)

バランタイン17年は、40種以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして17年以上熟成させたスコッチです。「ザ・スコッチ」と呼ばれることもあり、ブレンデッドウイスキーの代表格として長年愛されてきました。
花の香り、ハチミツやバニラの甘み、ほのかなスモーキーさ。それらが調和していて、どの要素も突出しない上品なバランスが持ち味です。水割りにしてもこの品格は崩れず、香りがやさしく開きます。食事と一緒に飲んでも、しっかりと料理を引き立ててくれるでしょう。
17年熟成の風格が伝わるボトルデザインで、「少し奮発して贈りたい」という父の日にぴったり。お父さんへの感謝を伝える贈り物にふさわしいウイスキーです
実はジンもアリ!カクテル派のお父さんを驚かせる1本

父の日のお酒といえばウイスキーが定番ですが、ソーダ割りやカクテルを楽しむお父さんなら、ジンという選択肢もあります。「いつもと違うものを贈りたい」という方にもおすすめです。
まむ焼酎好きの方にもジンはおすすめ!
ジンはボタニカル(植物の実や種、根など)で風味づけされたスピリッツで、ハーブや柑橘の爽やかな香りが特徴です。トニックウォーターやソーダで割るだけで本格的なカクテルになるので、自宅でも気軽に楽しめます。
▼ジンギフトを更に知りたい方はこちら
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▼お家で作れるジンカクテルレシピはこちら


ザ・ボタニスト(~4,500円)


ザ・ボタニストは、スコットランドのアイラ島にあるブルックラディ蒸留所がつくるジンです。アイラ島といえばスモーキーなウイスキーで有名ですが、このジンは島に自生する22種の野生ボタニカルが使用されており、洗練された上品な味わいが特徴です。
9種のコアボタニカルに22種のアイラ産ボタニカルを加えた計31種という構成で、ジントニックにすればハーブが香る爽やかな味わい。ソーダ割りなら植物のフレッシュさを楽しめます。
「アイラ島生まれ」という出自は、ウイスキーのアイラモルト好きのお父さんなら響きやすいストーリーで、贈るときの話題にもしやすいジンです。
▼ ザ・ボタニストの詳しいレビューはこちら


ヘンドリックス(~4,500円)


ヘンドリックスは、バラとキュウリのエキスが加えられたスコットランド生まれのジンです。製造元はウイリアム・グラント&サンズ社で、2種類の珍しい蒸留器を使い分けてつくられています。
フローラルな香りと、キュウリ独特の香りが個性的。甘めの口当たりでバランスがよく、ジントニックにはキュウリを添えたユニークなアレンジがおすすめです。
ボトルはスタイリッシュな薬瓶のようで、見た目もユニーク。ボトルには「It’s not for everyone(万人向けではない)」というキャッチコピーが書かれていて、お酒好きなお父さんにおすすめです。
▼ヘンドリックスの詳しいレビューはこちら


No.3 ロンドンドライジン(~5,500円)


No.3は、1698年創業のイギリス最古のワイン・スピリッツ商「ベリー・ブラザーズ&ラッド(BB&R)」がつくるプレミアムジンです。英国王室御用達の称号を持つBB&Rが「最もマティーニに合うジン」をコンセプトに開発しました。
使用するボタニカルはわずか6種。シンプルな構成ながら、ジュニパーベリーの力強い香りと柑橘の爽やかさ、スパイス香がバランスよく調和しています。ジントニックにすればキレのある爽快な味わい、ロックならハーブの澄んだ香味をじっくり楽しめます。
ボトルに刻まれた鍵のモチーフは、BB&R本店の応接室の鍵がデザインの元。2019年にはISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)でジンとして史上初となるSupreme Champion Spirit(全スピリッツの最高賞)を獲得しています。
▼ No.3ロンドンドライジンの詳しいレビューはこちら


よくある質問(FAQ)


父の日のお酒選びで迷いやすいポイントをまとめました。参考にしてみてください。
最後に


父の日におすすめのお酒を、飲み方別に紹介しました。お父さんの普段の飲み方がわかれば、銘柄選びはそこまで難しくありません。
ウイスキー以外にも、実はジンもギフトにぴったりのお酒です。ボトルデザインが華やかなものが多く、カクテルの幅も広いので、気分に合わせて飲み方を変えられます。この記事を参考に、お父さんに合う1本を探してみてください。





