「レジェンダリースコット」をご存じですか？
「レジェンダリースコット」はセブンイレブン限定のウイスキーで、非常にリーズナブル。
美味しくてコスパのよいスコッチで、デイリーウイスキーにはおすすめです。
まむプライベートブランドのウイスキーは美味しくない…というイメージがありました。
でも、「レジェンダリースコット」を飲んで考えが変わりました！
当記事では、レジェンダリースコットの概要や味、加水・炭酸水で割った際のレビューを紹介します。
- 都内オーセンティックバーの元バーテンダー
- ウイスキーエキスパート所持
ジンやウイスキーを中心に、これまで300種類以上のお酒を飲んできました。実体験をもとに、「本当に美味しい」と思ったお酒を紹介します。
レジェンダリースコットの概要
レジェンダリースコットはセブン＆アイグループ限定のウイスキーです。セブンイレブンやヨークベニマルなど、グループ傘下の店舗で購入できます。
概要は下記のとおりです。商品ラベルを参考にしました。
- 価格 1,012円（税込）
- 品名 ウイスキー
- 原材料 モルト・グレーン
- アルコール度数 40度
- 内容量 700ml
- 原産地 スコットランド
- 輸入者 国分グループ本社株式会社
トマーティン蒸留所の原酒が使われている
キーモルト、つまりレジェンダリースコットの核となっているシングルモルトは、「トマーティン」です。
トマーティンはスコットランドのハイランド地方にある蒸留所で、日本の販売元は国分グループです。
シングルモルトの「トマーティン12年」は、バーボン樽熟成の原酒をシェリー樽でフィニッシュさせた複雑な香りのウイスキーです。
まむ個人の感想としてはややパンチに欠ける印象ですが、甘口で飲みやすいシングルモルトです。
レジェンダリースコットのキーモルトには、おそらくバーボン樽熟成の原酒が使われているのでは…と思うのですが、詳しいことは分かりませんでした。
DISTILLERY｜TOMATIN（トマーティン）｜国分グループ本社株式会社
ラベルの「最優秀賞受賞」は、トマーティンのこと
レジェンダリースコットには上記のようなラベルが付いています。
一見レジェンダリースコットが最優秀賞を受賞したように見えますが、受賞したのはトマーティン蒸留所です。
少しまぎらわしいですね。
トマーティン蒸留所は「アイコンズ・オブ・ウイスキー・アウォーズ 2016 スコットランド」において、スコットランドの蒸留所の中で年間1社のみに与えられる最優秀蒸留所賞を受賞。
イギリスのウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」発行元のパラグラフ・パブリッシング社が主催しているコンテストで、トマーティン蒸留所が高く評価されていたことが分かります。
輸入者の国分グループ本社株式会社とは
輸入元はフードビジネスを行っている国分グループ本社株式会社。
トマーティンの他に、アイリッシュウイスキーの「ザ・ダブリナー」や、インディアンウイスキーの「ポール・ジョン」の輸入も手がけています。
ウィスキー商品一覧｜オリジナルブランド｜国分グループ本社株式会社
【飲み方別】レジェンダリースコットのレビュー
ストレート、加水、ハイボールで試してみました。
【ストレート】ピート香・ガツンとくる甘さ・アルコールの刺激臭
香りはピーティ。
ややアルコールの刺激臭も混ざっていますが、かすかに洋ナシのような甘い香りもします。
口に含むとかなり甘く、熟成感はありませんが余韻は長め。
まむ1000円くらいの価格で、この余韻の長さは驚きです。
ただピートの香りはスッと消えるので、ストレートで楽しむには少々物足りません。
【トワイスアップ】加水で甘みアップ
水を加えると一気に甘くなり、蜂蜜のような甘さと香りが楽しめます。
少し渋みが出ますが、このくらいなら濃いめの水割りやロックスタイルにしても美味しいでしょう。
【ソーダ割り】ピート香は薄れるが炭酸に負けない甘さで美味しい
かすかなピート香とヨード香がして、炭酸で割っても甘みは強いままです。
ピート香は薄れますが、苦みは抑えられて味のバランスが良く、とても飲みやすいハイボールです。
まむ非常においしいハイボールです！
クセがなく、合わせる料理を選びません。
品の良い香りも魅力です。
まとめ：レジェンダリースコットはハイボールがおすすめ
レジェンダリースコットはハイボールが一番のおすすめです。
加水しても味のバランスが崩れず、この価格帯のウイスキーの中では、かなりクオリティの高いほうではないでしょうか。
コンビニで買える利便性も魅力で、レジェンダリースコットはデイリーウイスキーにおすすめです。
コンビニで見かけたら、みなさんもぜひ試してみてください。