グレンドーワン(Glendowan)は、J&Gグラント社が手掛けるプブレンデッドスコッチウイスキーです。
ほのかなピート香とドライフルーツのような甘みが特徴で、約20種類のモルトとグレーンウイスキーがブレンドされています。

美味しかった!おすすめです。
グレンドーワンを飲んだ感想、特徴を紹介します。
グレンドーワンとは


グレンドーワン(Glendowan)は、スコットランドのJ&Gグラント社のスコッチで、1980年代にドイツマーケット向けに初めてリリースされました。
以降は断続的に数カ国に展開され、2025年4月からリニューアルされたラベルデザインで日本市場にリリースされました。
銘柄 | Glendowan |
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原産国/種類 | スコットランド/ブレンデッド |
製造元 | J&Gグラント社 |
輸入元 | ミリオン商事株式会社 |
キーモルト | 非公開 |
グレンドーワンのキーモルトは非公開
グレンドーワンは、スコットランド各地の多彩な原酒が使用されているそうで、キーモルトは公表されていません。
レシピの詳細は非公表ですが、20種類前後のモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされています。



J&Gグラント社がグレンファークラスを持っているので、ブレンドされている可能性はアリ。
グレンドーワンの味/レビュー


香りはドライで、ハーブやスパイスを感じます。
味わいはプラムやレーズンのような甘み、ほのかなピート、ややビター。



甘すぎず、美味しい〜。
時間が経って香りが開くと、シェリー樽由来のフルーティーな香りが楽しめます。
余韻は長く、ストレートやロックも十分に美味しいブレンデッドスコッチです。
おすすめの飲み方はハイボール
グレンドーワンはハイボールで飲むのかおすすめです。
ソーダで割るとビターさが増し、ほどよくピーティ。食中酒にピッタリです。



このフルーツ&ピートのバランス、個人的に好き!
シェリー感もあり、飲みごたえも◎。
価格がリーズナブルなので、デイリーウイスキーに最適です。


グレンドーワンを手掛けるJ&Gグラント社
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グレンドーワンをリリースするJ&Gグラント社は、スコットランド・スペイサイドに拠点を構える家族経営の老舗ウイスキーメーカーです。
ジョンとジョージ・グラントの親子が1870年に創業し、現在まで家族経営を続けています。
創業当初からグレンファークラス蒸留所を所有・運営しており、2025年現在は5代目のジョン・LS・グラント氏がオーナーです。
子会社には、リズモアを所有するウィリアム・ランディ社があります。
グレンファークラス蒸留所
1836年創業のグレンファークラスはハイランド地区のスぺイ川中流域にある蒸留所で、ゲール語で「緑の草原の谷間」を意味します。
仕込み水には軟水が使用されており、シェリー樽熟成の伝統的な製法にこだわった酒づくりを続けています。
原料となるモルトは、ピートを一切焚かないノンピートモルトを使用しています。
ポットスチルは3対6基(ボール型)とスペイサイド最大級の規模で、蒸留加熱方法はガスバーナーによる直火焚きを採用しています。
ラインナップは10年、12年、15年、17年、25年と幅広く、「ザ・ファミリーカスク」「レッドドア」など、さまざまなシリーズも展開しています。


最後に


グレンドーワンは、グレンファークラスで知られるJ&Gグラント社が手掛ける、飲みごたえのあるブレンデッドスコッチです。
約20種類のモルトとグレーンウイスキーがブレンドされた複雑な味わいでありながら、リーズナブルな価格が魅力的。
ストレートやロックでも十分に楽しめ、食中酒にハイボールで飲むのもおすすめです。
店頭で見かけたら、ぜひ手に取って試してみてください!